no.036

「自転車に乗って」
     1983年卒業 河原ゼミ 吉澤 国男
   
 

 5月のとても陽気のいい日に20キロを走ってみようかと思ったらあっさり走れてしまったのがはじまり。

  それまでは、仕事先へ通うのに一番時間がかからないということで半分電車、半分自転車で移動していたルートが、自転車だけの移動に変わりました。

  自転車にのるのは子供の時以来、35年以上のブランクがあります。その頃は自転車ブームで、サイクリングの雑誌や漫画が盛んに出版されていました。ちょうど実家の向かいがスポーツバイクを扱う自転車屋さんで、サイクリングクラブに入り、多摩川サイクリングコースを通って深大寺や奥多摩キャンプへいったり、輪行をして伊豆や富士山まで連れて行ってもらったりと楽しく自転車生活をしていたことが思い出されます。

  身近で手軽な自転車に最近また乗り出してみたものの、35年以上サドルをまたぐことはなかったので思うように進まずにすぐ疲れる体力の無さにガッカリ。という体たらくからスタートでした。走行記録をとって、速くなったとか、今日はダメだァ〜とかやっているうちに、自転車の乗り方を調べ始めてあれこれと試してみるようになり、脚は踏むのではなく回すのだとか、いや、重めのギアで楽をしながらスピードを出すのだとか、そんなことを続けながら月単位の記録を見ていくと、ある時にヒョイとスピードが上がるんですね。闇雲にやっているだけなんだけど、筋肉がついたり、姿勢が良くなったり、脚の使い方がマシになったりということですが、嬉しいもんです。

  距離、速度の記録をとり、インターネットで人の経験や考えをみることができるのは、モチベーションを維持してもう一歩先へ行こうという気持ちの助けになります。情報を扱う道具の進歩がこれほど役に立つとは思いませんでした。スポーツ用自転車の変化も大きく、素材は鉄からアルミやカーボンになり、10キロを切るのが大変だった車重は7〜8キロ台が当たり前になり、ギアは10段変速から20段変速に変わっています。チェーン駆動式の自転車が発明されてから220年くらいだそうですが、基本構造は変わらなくても、少しでも速く遠くへという欲求の追求は、トップアスリートが平地で20キロの距離を平均50キロ以上のスピードで走り抜けるまでになっています。

  現在所有しているのは20インチと24インチタイヤの折りたたみですが、そろそろロードバイクに乗り始めようとしていて、ニューバイクの到着を首を長くして待っています。スポーツバイクでオッサンがどれだけ走れるようになるか、乞うご期待。 

 
[プロフィール]    
吉澤 国男
   1983年卒業 河原ゼミ
   

1960 神奈川県生まれ
1983 法政大学工学部建築学科卒業
1989 河原一郎建築設計事務所
1998 ユウ・ファイブ設立
2008 Lead pointer "tortoise" 2008年度グッドデザイン賞受

所有自転車 dahon Mu P8 / Giant MR-4
到着待ち BH RX1