法政大学建築同窓会メルマガ

No.010   2011年01月25日発行
     
   


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□法政大学建築同窓会ニュース[Number010](2011年01月25日発行)
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2011年が始まり最初のメルマガです。関東は毎日乾燥しておりますが、日本海
側は大雪とのこと。改めて日本の気候の多様さに驚かされます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
法政大学建築同窓会のメルマガ10号をお届けいたします。
お仕事の合間のひと時をお付き合いいただけると幸いです。
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/
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目次
1.法政55/58年館再生シンポジウムレポート
2.建築学科卒業設計公開講評審査会
3.岡本哲志さんブラタモリ出演
4.日本建築学会次期関東支部 常議員選挙
5.リレー・エッセイ「建築と音楽と有機的なつながりの中で」(長濱 武明)
6.編集後記
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1.法政55/58年館再生シンポジウムレポート
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12月25日に開催されたシンポジウム
「大学が未来にわたすものー法政大学55/58年館の再生を考える」のレポートが
更新されています
法政大学55/58年館の再生を望む会
http://www.55-58saisei.sakura.ne.jp/
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2.建築学科卒業設計公開講評審査会
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1月29日(土)13:30-17:00 法政大学市ヶ谷田町校舎5Fマルティメディアホール
にて、今年度の建築学科卒業設計公開講評審査会が行われます。
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/
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3.岡本哲志さんブラタモリ出演
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岡本哲志さん(80年卒業・河原研)がブラタモリに出演されます。
(池袋・巣鴨編 NHK総合 1月27日22:00〜22:48)
番組最多出演の岡本さんの勇姿をご覧下さい。
http://www.nhk.or.jp/buratamori/
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4.日本建築学会次期関東支部 常議員選挙
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日本建築学会次期関東支部の常議員に立候補される 松下督君を紹介します。
建築学部1980年卒業され現在(株)日建設計で活躍されています。本年改選に
あたり卒業の仲間が立候補します。建築学会所属の卒業生皆様 応援をお願い
いたします。
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5.リレー・エッセイ
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「建築と音楽と有機的なつながりの中で」
1995年修了 陣内研究室 長濱 武明
設計すること 暮らすこと
 2010年11月某日、成田空港を飛立ち8時間半ポートランド空港に到着。2005
年より日米混合のアイリッシュミュージックバンドとして一緒に日本国内を演奏
ツアーをしているメンバーが空港で迎えてくれた。今回の渡航目的はオレゴン州
ヤハットという港町で開かれるケルティックミュージックフェスティバルへの出
演。フェスティバルへの出演を打診されてから数年、やっと念願かないここに降
り立つことができた。4泊6日、5ステージ+ワークショップ、いわゆる観光は
一切なしという強行スケジュールのなかの出来事は、その一瞬一瞬が強烈に自分
の中に刻まれた。
 フェスティバルから帰って、普段の生活に戻る。防音音響専門の設計事務所で
の勤務と月に数回のアイリッシュパブでの演奏。
 そもそもアイルランド/ケルト音楽にであったきっかけは、学生時代に卒業・
修士論文のテーマとしたアイルランドの首都ダブリンでのフィールドワークの時
であった。卒業後、学会の論文を書く目的もあり、ダブリンの設計事務所でアル
バイトをしながら、現地のフィールドワークを継続した。現地の文化や歴史には
いろいろと興味を持っていたのだが、アイリッシュパブで夜な夜な演奏者が集い
自然発生的に始まるセッションを聴きに行くうちに、アイルランド/ケルト音楽
に興味を持った。なかでもバウロンという打楽器は大変シンプルな片面太鼓なが
ら、その複雑な演奏に大きな衝撃を受け、すぐに地元の楽器店で、そのバウロン
を購入し、教室を探して習い始めた。
 帰国後、就職氷河期の時代に雇ってもらったのが、防音音響専門の設計事務所
だった。特に専門的に室内音響や音響工学を学んだ経験もなかったのだが、面接
ではアイルランドで出会った音楽や楽器の話を熱く語った記憶がある。仕事を始
めてから建築音響の教科書を改めて読み直したりもしたが、実務で学んだことの
ほうが多い。防音音響工事は専門性の高い分野だけに、営業、基本計画、積算見
積、音響設計、現場管理と一貫して責任施工という形で進めることがほとんど。
それゆえにクライアントとの関係性が深くなることが多くなった。
 実際に工事の打合せ以外に、クライアントと一緒にセッションをしたり、音楽
談義に講じたり、レコーディングの仕事やミュージシャンの手配の依頼を受けた
りと、まさに公私を超えたお付き合いをさせていただいている。
いま、仕事で携わる建築も音楽活動も有機的につながりはじめ、自分の中で少し
ずつ化学反応し始めている。
http://www.roisindubh.jpHPでは写真も掲載いたしております。
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/essay/essay.html
リレーエッセイは編集部から依頼するとともに随時募集もしております。
是非奮ってご応募下さい。詳細は下記アドレスからどうぞ。
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6.編集後記
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 昨年12月25日に法政55/58年館再生シンポジウムが開催されまた。当日は予想
を上回る盛況で熱い議論が交わされました。
 今後も再生運動は様々なイベントなどを企画しつつ進めていきたいと思います。
署名活動も引き続き行なったおりますので、既に署名されている方もご家族ご友人
などへ署名の和を広げていただけると助かります。
皆様のおかげで、メルマガも10号を迎えました。今回のエッセイでは設計活動と
音楽活動を両立されている卒業生です。是非ご興味のある方はライブにも足を運ん
で下さい。
リレーエッセイは、どんな話題でも結構です。随時投稿を募集しています。又、
知人のオープンハウス、展示会、HPへのリンク、希望、受賞、出版等の情報を
どんどんお寄せ下さい。皆様の協力でこのメルマガを盛り上げていただければ
嬉しい限りです。
(編集後記担当:鈴木)
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発行:法政大学建築同窓会メルマガ編集部
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