法政大学建築同窓会メルマガ

No.035

  2013年02月25日発行
     
   

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□法政大学建築同窓会ニュース[Number035](2013年02月25日発行) 
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東日本大震災で被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げます。
皆様の安全と被災地の一刻も早い復旧をお祈りいたします。
まもなく三月といってもこのところの冷え込みで梅の花の開きも遅く感じられます。
年度末に向けて忙しい日が続いていると思われますが体調を整えて乗り越えましょう。
さて、新年のメルマガ35号をお届けいたします。
お仕事の合間のひと時をお付き合いいただけると幸いです。http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/
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目次
1.2012年度 大江宏賞公開講評審査会のご案内
2.「後藤剛史・坪井善隆・大江 新 退任記念講義」のご案内
3.「金田真聡のドイツ・ベルリン通信」第3号掲載「アルバイトとウーアラオフ」
4.第16回法匠展・50開催のご案内
5.「清渓川写真・図面展覧会」大阪開催のご案内
6.卒業設計公開講評審査会レポート
7.建築同窓会新年会レポート
8.リレー・エッセイ(阿部智樹)
9.編集後記
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1.2012年度 大江宏賞公開講評審査会のご案内
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3月30日(土)13:00より、市谷田町校舎5階マルチメディアホールにて、2012年度 大江宏賞公開講評審査会が
行われます。ぜひご参加下さい。
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/ohe_award/2012/intro9th.html
http://www.edn.hosei.ac.jp/archi/01information/information.html
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2.「後藤剛史・坪井善隆・大江 新 退任記念講義」のご案内
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この度、法政大学建築学科で教育・研究に従事されてきました後藤剛史教授、坪井善隆教授、大江新教授の3名が
2013年3月末をもって法政大学を退任されます。つきましては、後藤剛史教授、坪井善隆教授、大江新教授ご退任に
際しまして退任記念講義を開催いたします。みなさまには万事お繰り合わせの上、是非ご参加いただくようお願い
申し上げます。
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/event/20130302/lecture_20130302.html
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3.「金田真聡のドイツ・ベルリン通信」第3号掲載
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「金田真聡のドイツ・ベルリン通信」第3号が更新されました。
さわりだけ掲載いたします。続きはHPにて
「アルバイトとウーアラオフ」
日本語でも使われている、ドイツ語で「働く」ことを意味する「アルバイト(Arbeit)」。一方、日 本では全く聞き
なれない「休暇」を意味する「ウーアラオプ(Urlaub)」。今回はこの二つの言葉 をキーワードに、ドイツにおける
働き方、休み方について考えたいと思う。
「アルバイト」と働き方
ドイツ語を勉強し始めると、日本 語として使われているドイツ語が 多いことに気づく。医学や化学の 分野に多いと
言われているが、例 えば一般的な物でも、リュックサッ クは背中を意味するドイツ語リュッケン(Ru¨cken)と、
袋を意味するザック(Sack)を合わせた、ルック ザック(Rucksack)に由来してい る。ロシア系の同僚カタリーナに
聞いたところ、ロシアでもルック ザックと言っているというから言 葉の伝わり方には驚きだ。そして もう一つ、
バイトとしてすっかり お馴染みのアルバイトはドイツ語 の「アルバイト(Arbeit)」が日本語へと借用された言葉だ。
しかし、 ドイツ語の「アルバイト」は日本 語のアルバイトの意味するところ のパートタイム労働や副業などの
意味ではなく、仕事や業績、勉強、 作品といった意味で用いられる。 パートタイム労働はむしろ英語から
借用されたジョブ(NebenJob)が 用いられている。
< つづく>
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/berlin/berlin_report.html
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4.第16回法匠展・50開催のご案内
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第16回法匠展・50が6月21日(金)より25日(火)までの期間、武蔵野芸能劇場2階小ホールにて開催されます。
事務局では、参加作品を募集しています。皆様のご参加をお待ちしています。
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/houshou/2013/houshou2013.html
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5.「清渓川写真・図面展覧会」大阪開催のご案内
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昨年、東京で開催された朴先生の「清渓川写真・図面展覧会」が2月26日(火)〜3月13日(水)の間、大阪韓国
文化院ミリネギャラリーで開催されます。
合わせて3月13日(水)には講演会も行われますので、皆様お誘いあわせのうえご参加下さい。
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/event/20130226/seoul_exhibition.html
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6.卒業設計公開講評審査会レポート
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2月2日に開催された今年度卒業設計公開講評審査会の模様を掲載しました。当日の熱気あふれる審査の様子をご覧
ください。
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/sekkei/2013/sotsukei2013.htm
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7.建築同窓会新年会レポート
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1月30日に行われた建築同窓会新年会の様子を掲載しました。当日参加された方も、参加できなかった方も、同窓生、
先生方の元気な様子をぜひご覧ください。
http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/event/20130130/sinnen13.htm
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8.リレー・エッセイ
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「スイーツを考えた経験から」
1994年修了 陣内研究室 阿部智樹

 留学経験のある人は、よく「海外で生活すると日本のことがよく解る」というような意見をする。私の周りには多くの
海外生活経験者がいて、よくその旨のことを聞かされた。もちろん、諸外国と比べた日本つまり相対的にみた日本が解る
という意味だが、本来のフィールドを理解する上で、違うフィールドを知ることが重要という意見であろう。
 私の仕事、本業のフィールドは、多くの同窓生と同じく建物の設計監理(デザイン)。12年前に独立以後、住宅の設計を
中心に、店舗設計、家具デザイン、まちづくり等々の仕事をさせていただいたが、建築のフィールド以外のことにも積極的に
関わるようにしてきた。
 その中でも面白い体験となったのは、スイーツの計画。右の画像は、上が2006年のフォーマルなパーティーで、下が
2012年にカジュアルなパーティーで、実際に提供されたケーキである。基本的にパティシエとのコラボレーションに
なるため、材料等の味を左右することは考えず、自分の考えている事をケーキを使って可視化する試みを行った。
2つのケーキのコンセプトを簡単に記載する。
・ぐるぐるケーキ
ビュッフェパーティー用のケーキ。デザインされたケーキは、お披露目されると一度裏に運ばれ、切り分けられゲストに
提供される事が多い。またビュッフェ形式では、料理の取り方が各個人自由なので、早い時間帯にあまいものを食べたい
子供や女性等のゲストもいる。このケーキは、多少食べ進められても全体イメージが崩れない形状をしている。画像は1/3
食べ進められた状態。
・Sweetly Town
建築学科の学生とのワークショップで考えたカップケーキ。スイーツがもっている華やかさと幸福感を、まちの模型と統合
したらどのようなイメージが浮かび上がってくるかという実験。
図としてのスイーツ vs 地としての建築、一時的なスイーツ vs 持続すべき建築、華やかなスイーツvs 地味な真面目な建築、
直感的なスイーツvs 論理的な建築 .....等々。
 コラボレーションで重要なのは、本業でなくてもプロ意識を持って取り組み、建築的な考え方を意識して提案すること。
それによって、異業種の相手(パティシエ)とのアイディアの出し方、イメージのつくり方の違いが明確になっていく。
こういった異業種との関わりを通じて教えられることは多い。すぐに建築に応用できるものは少ないが、なんとなく考えて
いたことが整理されたりする。特に一般の人に建築を説明する時に役に立つ経験だと思う。http://www.hosei-archi-ob.sakura.ne.jp/essay/essay.html
リレーエッセイは編集部から依頼するとともに随時募集もしております。
是非奮ってご応募下さい。詳細は下記アドレスからどうぞ。
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9.編集後記
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 東日本大震災により被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
 先日東京神田のやぶそばが火事により全焼いたしました。創業1880年、現在の建物は関東大震災後1923年の木造の店舗
でした。築90年。漏電が原因とのことですが、長く大切に使われている建物でもなくなるときは一瞬。
 また東銀座の銀座シネパトスが3月一杯で閉館取壊しとのこと。耐震上の理由とのことですが土浦亀城の建築も惜しまれます。
 双方ともに長く愛された建物だけに悲しく感じます。
 
 今号はベルリンレポートを含めて記事が満載でした。中でも後藤剛史・坪井善隆・大江 新お三方の退任記念講義と
大江宏賞公開講評審査会には是非ご参加いただきたいと思います。
 また大阪の方は朴先生の展覧会が明日から開催されますので足を運んでいただきたいと思います。
 編集部では、法政大学及び卒業生に関する情報をお待ちしています。どのような情報でも結構ですので、
編集部までお送りください。
 又、メルマガへの購読登録をまだしていないお知り合いがいましたら是非ご購読を勧めて下さい。
 このメルマガを通して、建築学科卒業生の輪が広がることを望んでいます。

(編集後記担当:小島)
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