第一回大江宏賞・受賞作品
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林泰寛君の作品
MOBILE ARCHITECTURE PROJECT
(災害時や社会的ハンディを持つ人のためのモバイル生活空間の計画)
 私が作りたかったものは不動産や財産としての建築ではなく、美しいモニュメンタルな建築ではなく、生きていくためのツールとしての建築である。 地面にFixされた建築でなく、動く・変化する・分解できる・組み立てられる・移動できる等の要素をもつ建築をMobile−architecture略してMOB-ARC(モバーク)と称する。  今まで、建築は作られては壊されてきたが、MOB-ARCは目的や用途に応じて成長たり、減退させることができるものである。

MOB-ARCをそれらの被災者や、社会的ハンディを抱えた人が
生き延びることができるような装置として応用することを考えた。

そのために、まずホームレスのテントや災害後の建築について調べた。

結論

建築だけでなくて、様々なテクノロジーや知恵の統合( transfer technology)により発展が見込めるのが21世紀のモバイル建築の未来である。

さいごに

「一体誰のための、何のための建築なのか」
を考えながら建築をつくっていくことが21世紀に求められることはないか

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